早いと30代前半あたりからちらほらと見えてくる白髪。特に生え際の白髪は染めてから1ヶ月も経たないうちに目立ち始めるのでかなり気になります。とはいえ、こまめに美容院に行くのはコストも時間もかかって大変です。そこでおすすめしたいのが、市販のヘアカラーを使って行うセルフの白髪染め。失敗しやすいポイントとともに、上手に染めるコツをお伝えしていきます。
自然なブラウンにしたかったのに、根元だけが赤っぽくなったり金髪になったりしてしまう…というのは白髪染めの失敗談としてよく聞く話。薬剤のカラーの出方には個人差があるので、思い通りの色にならないのも珍しいことではありません。頭皮近くは体温の影響を受けやすいので、1cmほど根元を残して全体を染めるといいでしょう。根元はそれから少し時間を置いて染めると失敗しにくくなります。
色落ちが気になる場合は染める環境を見直すのが大事。適度な湿度と20~30℃の室温が保たれているお風呂場などがおすすめです。染めたあとは洗浄力の強いシャンプーではなく弱酸性のアミノ酸シャンプーを使い、トリートメントケアまでしてしっかりと髪をいたわりましょう。キレイな状態をキープしたいなら週に1回程度のペースでトリートメントタイプの白髪染めを使ってもいいかもしれません。それほど色は持ちませんが、髪へのダメージを抑えられます。
他に気になるのが色ムラ。基本的に健康的でコシの強い髪は染まりにくく、柔らかく傷んでいる髪は染まりやすい傾向にあります。商品の説明書に書かれている放置時間を調整し、工夫して染めていきましょう。また、洗い流すときに熱いお湯ではなくぬるめのお湯で少しずつ全体にもみ込むようになじませながらすすぐのも色ムラを抑える秘訣です。また美容院では、髪を染めるときにかなり細かく髪を小分けにして薬剤を塗っています。セルフでやるときにもなるべく小分けにして塗っていくのがポイント。慣れてきて上手に染められるようになったら、サランラップを巻いてみてください。よりムラなく染められます。
この他、白髪染めの失敗談や対処法を知りたいならクチコミサイトをチェックしてみてください。役立つヒントが満載です。何回かトライしていくうちに要領もつかめてくるはずです。自分なりのやり方をつかんでいきましょう。