ダイエットをする時に注意点の一つとなってくるのがリバウンドです。
リバウンドをする原因はいくつかありますが、そのうちの1つはダイエットをしているうちに、満腹感が得られる食事量が変わってしまうことです。
これは「レプチン」という物質が関係しています。
レプチンとは、脳の満腹中枢に関わってくる物質で、ダイエット中に食事を減らしていると、だんだん分泌量も減ってしまいます。
そのためにダイエットが成功して急に食事量を戻してしまうと、レプチンの分泌が追いつかなくなってしまい、食事での満腹感が得られにくくなってしまいます。すると、以前より無意識に食べ過ぎてしまうという事態が起こり、リバウンドに直結することになるのです。
レプチンの分泌量が正常に戻るには約1ヶ月という期間が必要なので注意が必要です。
2つ目には、ダイエット中、最初は体重がちゃんと減るけれど、ある時期で突然体重が変わらなくなる停滞期という期間が関係しています。
この原因は、食事制限などをしている時に、体に少しのエネルギーしか摂取されていないと体自体がエネルギーの消費を抑制するという働きによります。
このため、食事量を減らして一時的に痩せたとしても、食事量を戻すとエネルギー消費がされない、つまりリバウンドしやすい体になってしまっています。
いわゆる生命維持装置が働いた状態が停滞期です。つまり、急に摂取カロリーが減ると、身体が危険を感じてカロリー消費を抑えようとする状態のことらしく、ここでダイエットを挫折してしまうと、通常以上にカロリーが摂取されてしまい、余計に太るそうです。これがリバウンドの正体らしく、後には引けない状態になりましたので引き続き頑張るしかないですね。